東京オリンピックの開会式が7月23日に国立競技場で開催され、東京五輪が開幕。選手たちの熱い夏がスタートした。
「新型コロナウイルス感染拡大の不安を抱えながらの幕開けとなってしまいましたが、選手たちにとって、オリンピックは一世一代の夢舞台。それぞれがベストを尽くせるよう、精一杯のエールを送りたいですよね」(スポーツライター)
今回の東京五輪は、新たに加わった4つの新競技にも注目が集まっている。
「今大会から、サーフィン、スポーツクライミング、空手、スケートボートが新競技として加わり、注目を集めています。なかでも空手は、世界の競技人口が7000万人以上とも言われる人気スポーツです。沖縄がルーツと言われており、日本でも子どもからお年寄りまで広く親しまれている国民的スポーツなんです」(前出のスポーツライター)
空手は「組手」と「形」の2種目が行われる。「組手」は選手が1対1で戦い、繰り出された技に対して与えられるポイントで勝敗が決まる。一方の「形」は、あらかじめ決められた攻撃と防御の技を組み合わせて演舞され、7名の審判による採点で勝敗が決まるのだ。