芸能界引退!乃木坂46大園桃子が「涙」と共に歩んだアイドル人生と成長の画像
※大園桃子/画像はEXwebの記事(https://exweb.jp/articles/-/74414)より

なぜ彼女たちは「センター」に立ったのか⁉
アイドルセンター論
乃木坂46大園桃子 中編

 大園は2016年12月10日に開催された「お見立て会」で『命は美しい』のセンターに抜擢されると、初めての3期生楽曲で大園にとっても3期生にとっても大切な曲『三番目の風』『思い出ファースト』と期別の楽曲でもセンターに、同年8月には乃木坂46の表題曲『逃げ水』において与田祐希とともにWセンターに抜擢と、同時期に加入した3期生のなかでもセンターを任されることが多かった。

 乃木坂46では1期生の生駒を抜いて語れば、2期生の堀未央奈、後に抜擢される4期生の遠藤さくらと、フレッシュなメンバーをセンターに組み込んで新陳代謝を図るということは珍しくはない。しかし、Wセンターという形でそれも当時から握手会などでも人気メンバーの与田祐希と組ませたことは、3期生の存在を幅広く認知させるという意図もあっただろうが、当時はまだ心身的にも脆弱さを見せていた大園の負担を軽減するという運営側の配慮も大いにしてあったのだろう。

 結果として、久保史緒里山下美月岩本蓮加梅澤美波ら3期生メンバーの選抜入り(山下に関してはセンターも経験)を始めとした今現在の乃木坂46の中核へと成長した3期生の活躍を見れば、大園と与田の功績は大きいと言える。

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