■19年11月、沢尻の逮捕翌日にあった“幻のタッグ”
テレビには映らない裏の私生活で深いつながりがあった片瀬と沢尻だが、ちょうどその頃、表でもタッグを組む仕事があったという。芸能プロ関係者は言う。
「片瀬さんが涙を流した『シューイチ』と同日、沢尻逮捕の翌日の19年11月17日には、毎年正月に放送される『芸能人格付けチェック』(テレビ朝日系)の収録があり、片瀬さんと沢尻さんが出演するはずだったんです」
『芸能人格付けチェック』とは、ダウンタウンの浜田雅功(58)と伊東四朗(84)がMCを務める人気特番。出演者が「高級品」と「安物」を見分け、正解数に応じてランク付けされるという内容で、出演者は2人1組のチームで問題に挑戦していく。
「片瀬さんと沢尻さんがタッグを組み、2020年の元旦に放送される『芸能人格付けチェック』に出演することが決まっていたんです。しかし、収録日前日に沢尻さんが逮捕された。
当然、番組サイドは大混乱だったのですが、沢尻さんの逮捕後すぐに、片瀬さんサイドから『芸能人格付けチェック』のスタッフ宛てに“片瀬は大丈夫です”と連絡があったそうです。それで番組としては、片瀬さんの出演はそのままに、急遽、沢尻の代役を立てた。翌日に収録が迫る中、番組スタッフが“機転を利かせ”、キャスティングできたのがかたせ梨乃(64)さんだったんです。
片瀬那奈さん、かたせ梨乃さん、要は“Wかたせ”のタッグですよね。あまりに急な依頼でしたが、かたせ梨乃さんはなんとか引き受けてくれて、なんとか収録にこぎつけられたそうです」(前同)
2020年の元旦の『芸能人格付けチェック』で見られるはずだった片瀬と沢尻。格付けの失敗を重ね、三流芸能人以下の“映す価値無し”となって画面から消える以前に、消滅していた幻のタッグといえるだろう。
それから約1年と8か月。違法薬物逮捕で沢尻エリカは芸能界を引退したが、かつての親友、片瀬にいま再び、大きな注目が集まってしまっている――。