7月23日に行われた、東京オリンピック・パラリンピックの開会式。様々なパフォーマンスがあったが、サプライズ出演を果たした劇団ひとり(44)にドギモを抜かれた人も、多かったのではないだろうか。
「コントロールセンターの職員に扮して登場して、好き放題に会場の照明をいじったり、スクリーンにへのへのもへじを書いてイタズラしていたところを荒川静香(39)に見つかり、東京の名所や競技会場を次々とライトアップ、というコントでした。この裏側について、劇団ひとりは24日に自身のラジオ『劇団サンバカーニバル』(FM FUJI)で、驚きの事実を明かしていました」(女性誌記者)
撮影は数か月前に行われていたというが、劇団ひとりによると「オリンピックの話もね、実はそんなにできないのよ。契約書みたいなのがあって」「始まるまでに誰にも言っちゃいけないとか、内情を言っちゃいけない」と、厳しいかん口令が敷かれていたことを最初に説明し、
「あのブロックしか撮ってないからさ。なんにも知らされていないのよ。普通は台本とか、絵コンテみたいなのが事前に来るんだけど、それもないの。衣装合わせだけはするんだけど、何をするかわからなくて。スタジオに行って、やっとわかるわけ。撮影は手元のスイッチ類があるだけで、全部合成」
「荒川静香さんにも実際会ってなくて、合成でやっているから。これ、言って大丈夫かな(笑)。ほかの演出なんかも当然知らないし、自分のがどこで流れるのか知らないの。どうなるか、さっぱりわからないまま、きのう(の開会式を迎えた)。オレ、家族にも言ってないのよ」
と、完全シークレットだったことを明かした。
「もう肝が据わっていないと不可能な芸当ですよね。テレ朝がYouTubeに投稿した7月26日放送の『激レアさんを連れてきた』(テレビ朝日系)の未公開シーンで、オードリーの若林正恭(42)が明かしているんですが、劇団ひとりは昔“今まで袖から見たどの芸人でいちばんイカれてる”存在だったということです。若林が認めるぶっとび具合だったからこそ、五輪という大舞台でもキメてみせた、ということかもしれませんね」(前同)