■ストーリーが一気に複雑化

 初回から、美月の正体は柊の幼なじみの少女・葉山葵であることが匂わされていたが、前回のラストで柊は、幼い頃、葵が「お守りに」と描いてくれたものと同じイラストを発見。柊は美月が葵であることを確信する。

 そして今回、柊が問い詰めても、美月は葵であることを否定。そんな中、美月は打ち合わせの現場で、流星に毒を塗られた針を刺されて意識不明なるが、柊の活躍で一命をとりとめる。意識を取り戻した美月に柊が「君は誰なんだ?」と問い詰めると、美月は「私は、葉山葵」と告白した。

 さらに美月は、自分は別人の鳴宮美月に頼まれて、彼女のフリをしていたことを明かし、柊は混乱。丈一郎を殺したのは葵ではなく、本物の鳴宮美月である可能性が出てくる急展開で、ストーリーも混乱してきた。

 また、詩織が京子の入院先を訪ね、幼いころの葵が漫画家を目指していたと語りかける。すると京子は、葵はまだデビューしていないと明かし、葵は「ハリネズミ探偵・ハリー」の作家でない可能性まで出てきた。

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