■10月末から公開されるドキュメント映画で「朗読」を担当

 過去の問題発言により、五輪での仕事を失ってしまった小林氏。しかし、10月には新たな仕事が決まっているようだ。

「小林氏は、10月29日から全国で順次公開されるドキュメント映画『場所はいつも旅先だった』で朗読を担当しているんです。騒動後に作品の公式サイトやツイッターを見ても、小林氏が降板するという話は出ていません」(女性誌編集者)

 映画『場所はいつも旅先だった』は、雑誌『暮しの手帖』(暮しの手帖社)の元編集長で、文筆家などさまざまな活動を行う松浦弥太郎氏が初めて監督を務めた劇場用長編作品。松浦氏自らが、コロナ以前の2019年に、サンフランシスコ(アメリカ)、シギリア(スリランカ)、マルセイユ(フランス)、メルボルン(オーストラリア)、台北・台南(台湾)の5か国6都市を旅し、その様子を1本のドキュメンタリー映画としてまとめあげたものだ。

「松浦氏は、“現地の人々の日常の営みを感じられる”との理由で、早朝と深夜にロケを行ったといいます。予告編では、朝食をこしらえていたり、寺の若い僧侶が寺院を掃除していたり、朝日が照らされる街でジョギングを行う人の姿など、旅番組ではなかなかお目にかかれない現地の人の穏やかな、そしてリアルな生活のワンシーンが見られます」(前同)

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