年々コンプライアンスが厳しくなりつつあるテレビ業界。7月30日放送の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)でも、それを感じさせる場面があったという。
「この日のゲストは、芸人のおいでやす小田(43)、俳優の要潤(40)、元乃木坂46の生駒里奈(25)、劇作家の根本宗子(31)と、フットボールアワーの2人でした。要が“カエルがどうしてもダメなんですよ”と切り出したのをきっかけに、“生理的に無理なアレ発表会”というテーマでトークが始まったんですが、ここである種の“自主規制”演出があったんです」(女性誌記者)
要は幼少期のトラウマから「家の近くにカエルが出たら引っ越す」とするレベルでカエルが大嫌いなことを力説し、トークは大いに盛り上がったのだが、クモやゴキブリは全然平気だと要が話した際、ダウンタウン・松本人志(57)が「ゴキブリのほうが絶対、引っ越したいでしょ!」という発言をしたのだが、テロップには英字ひと文字の「Gの方が~」となっていたのである。
「要に対して、フットボールアワー・後藤輝基(47)が“ゴキブリが家に頻繁に出ても?”という質問の際は、そもそもテロップが出なかった。極めつけに、トーク終わりの閑話休題コーナー『チナミになる話』でも、ちょっとおかしなことになっていたんです」(前同)
『チナミになる話』では20~50代の男女100人に「生理的に無理な生き物ランキング」をアンケート調査していたのだが、ここでも、
・第1位:G(38票)
・第2位:ヘビ(12票)
・第3位:ムカデ(6票)
・第4位:カエル・ネズミ・クモ(4票)
と、やはりGの英字一文字表記。山崎夕貴アナウンサー(33)の一言トークも、
「たしかにGは私も大嫌いで! 10年前に見かけたとき、パニック起こしで大号泣してしまいました!」
と、生物の名称は呼ばなかった。その後、生駒は蝶が苦手、という話題に移り「Gトーク」は終了した。