狩野英孝、陣内智則は「憎めない」?【不倫はしたけどなぜか許せる男性有名人】10人の画像
狩野英孝

 2019年に『週刊文春』(文藝春秋)の“文春砲”によって、複数の女性ファンとの不倫を暴かれた原田龍二。当時は非難が集中したが、妻の愛さんが許したことや、同年年末の『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』(日本テレビ系)で、不倫の先輩ともいえる袴田吉彦とともに体を張って笑いを取るという禊をし、世間は原田を許すムードに変わった。

 それから2年が経ち、今度は妻とともにバラエティ番組に出演し始めた原田。7月12日には『しゃべくり007』、7月25日には『行列のできる法律相談所』(ともに日本テレビ系)に立て続けに出演し、不倫当時の家庭での話を赤裸々に語って番組を盛り上げていた。不倫騒動によってテレビから姿を消す人もいれば、原田や袴田のように完全復活を遂げる人もいる。そこで今回は、10~30代の女性100人に「不倫しちゃったけど許せる男性有名人」について聞いてみた。

 第3位には、陣内智則石田純一が同率ランクイン。

 陣内智則は、2007年に藤原紀香と結婚。今ではすっかり見なくなった結婚披露宴の生放送を行い、平均視聴率は24.7%(関東地区ビデオリサーチ調べ)になるなど、世間の注目を集めた。しかし、2009年に突如離婚。直後の記者会見では、自身の浮気が原因だったと語った。それからしばらく、世間からバッシングを浴びた陣内。2021年6月25日放送の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)で当時のバッシングについて、離婚が原因かは不明であるとしつつ、本当に仕事がなくなったと振り返り、浮気ネタでイジられるのも嫌だったと語った。

 陣内を選んだ人からは「復帰後とても誠実にまじめに活躍しているから」(31歳/女性)、「イジられて笑いに変えている。キャラ的にも許せる」(29歳/女性/主婦)、「明るくてトークが面白い。当時は責められてたけどネタに変換できたからいいと思う」(33歳/女性/主婦)、「もうだいぶ前の話だし、人柄なのか、なんとなく許せる」(22歳/女性/主婦)などの理由が挙がった。

 一方、石田純一といえば「不倫は文化」という名フレーズの生みの親で、不倫タレントの元祖的な存在だ。このフレーズが生まれたのは、1996年に長谷川理恵との不倫が発覚した際のこと。当時の妻は松原千明で、長女のすみれを授かっていた。しかし長谷川と8年余に及ぶ交際を続けており、それをスクープされた結果「不倫は文化」が生まれた。しかし同フレーズは、実際に石田が発したものではない。石田によれば、当時のスクープを報じたスポーツ紙の記者が記事の見出しとして用いただけで、言葉が一人歩きしてしまったのだという。この不倫で世間からバッシングを浴びた石田は、仕事が激減。多額の借金を抱えるなどの影響を受けている。

 石田を選んだ人からは「もはやキャラだから。不倫の代名詞」(29歳/女性/総務・人事・事務)、「もうあのキャラが定着してるから何やってもいいんじゃないかと思う」(34歳/女性)、「不倫のイメージしかない。もう文化だから」(35歳/女性/主婦)など、不倫といえば石田という理由を挙げる人がほとんど。他に「性格で許しちゃいそう。何度も不倫やってるのに許されてるようなイメージ」(31歳/女性/デザイン関係)、「憎めないイメージ。何を言われても聞かないと思うから」(35歳/女性/主婦)という理由も見られた。

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