8月8日午前8時、衝撃の発表が行われた。
大手食品メーカー『明治』が、主力商品の『きのこの山』と祝日「山の日」にちなみ、8月8日を記念日「きのこの山の日」にすると発表したのだ。
3度目の記念日登録は、日本初の出来事となった。
《社内からは、「2度あることは3度あるよね」と冷たい目で見られながらも、懲りずにまたまた便乗し、記念日申請をしました。
少しでも日本全国に『きのこの山』で明るいニュースをお届けし、今年は8月8日『きのこの山の日2021』と8月11日『きのこの山の日』で、記念日協会様とともに多くの人に元気を届けられればと思います》
と、担当者は語っている。明治は、本来は8月11日の国民の祝日「山の日」が移動することにともなって、今年のみ8月8日も「きのこの山の日」として記念日に申請したのだという。
「2016年に『山の日』が祝日に制定された際、明治はこれに便乗して『一般社団法人日本記念日協会』に『きのこの山の日』を申請し、記念日として登録されました。これだけならよくある話で理解できるんですが、2020年の東京オリンピック開催するにあたり、特殊な状況が生じたんです」(専門誌記者)
オリンピック開催にあたって、国は特例で「山の日」を2020年に限って“8月10日”に移動。そこで明治社内でも無駄だと言われながらも、この「山の日」の移動にきのこの山も丁寧に便乗させて、2020年に限って新たな記念日「きのこの山の日2020」を申請したという。