「ＴＢＳの夜の報道番組、『ｎｅｗｓ２３』がいよいよ本気の大改革に乗り出しました」
と言うのは制作会社関係者。
８月２３日、ＴＢＳの国山ハセンアナウンサー（３０）が８月３０日より、『ｎｅｗｓ２３』に新たに加入することが発表された。
ハセンアナの加入に伴い、これまでスタジオからニュースを伝えてきた山本恵里伽アナ（２７）はフィールドキャスターとして現場へ赴き、「今なにが起きているか」を現場の空気感とともに的確に伝える役割を担う。
ハセンアナは「大変な状況の中で頑張っている人たちを応援する“ポジティブジャーナリズム”というテーマも意識しながら、これまで『ｎｅｗｓ２３』をご覧いただいている方はもちろん、わたしより若い２０代の方にもご覧いただきたいです」と意気込みを語った。
メインキャスターを務める小川彩佳（３６）は「新たに加わる国山アナウンサー、“現場の”山本アナウンサー、スポーツの石井（大裕）アナウンサーなどキャスター陣、制作スタッフと共に汗をかき、お休み前のひととき、明日につながる“実（じつ）”のある時間をお作りしてまいります」とコメントしている。
「『ｎｅｗｓ２３』といえば、ＴＢＳの報道番組の顔とも言える存在です。しかし、数字的には非常に厳しい状況にあり、平均世帯視聴率は４～５％台を推移しています。一方、同時間帯、有働由美子さん（５２）がＭＣを務める『ｎｅｗｓ ｚｅｒｏ』（日本テレビ系）は８～９％を取る。『ｎｅｗｓ２３』は『ｎｅｗｓｚｅｒｏ』の半分ほどの数字しか取れていないんです」（前出の制作会社関係者）
『ｎｅｗｓｚｅｒｏ』は若者世代に興味のあるトピックスを積極的に取り上げているほか、嵐の櫻井翔（３９）をキャスターとして起用していることもあり、テレビ局が重視している１３～４９歳のコア層の個人視聴率も堅調だという。
「一方の『ｎｅｗｓ２３』は、コア視聴率もまったく振るっていません。そのため、８月３０日から大リニューアルを図ることになったのでしょう。ハセンアナの加入もその一環ですよね」（前同）
