田中みな実、中川大志主演日テレドラマ『ボクの殺意が恋をした』視聴率惨敗も…演技覚醒“あざかわはもう不要”で歩む本格女優への道の画像
田中みな実

 中川大志(23)主演のドラマ『ボクの殺意が恋をした』(日本テレビ系)の第8話が8月29日に放送され、フリーアナウンサーの田中みな実(34)が、“あざとかわいい”を封印した迫真の演技を披露した。

 このドラマは、最高に間が悪い殺し屋・男虎柊(おのとらしゅう/中川大志)が、育ての父・丈一郎(藤木直人/48)を殺した人気漫画家・鳴宮美月(新木優子/27)に報復しようと近づくが、殺すどころか恋に落ちそうになってしまうラブコメディ。

 田中が演じるのは、鳴宮美月のチーフアシスタント・水瀬千景で、ドラマ開始当初はイケメンを見つけると、“あざかわ”アピールで迫っていく、コミカル寄りなキャラだった。しかし、第5話から始まった「秘密編」で、千景のキャラが変貌する。

 実は、鳴宮美月の正体は千景で、柊の幼なじみの葉山葵に彼女のフリをさせていた。また、葵の兄・武尊小池徹平/35)の恋人でもあり、彼が警察の殺し屋組織“SOS”と責任者の綿谷詩織(水野美紀/47)の不正を暴いたため、自殺を装って殺されたと考えていた。

 そして、千景は密かに詩織に接触すると、彼女に命じられた丈一郎が武尊を殺したと追求。水野と堂々と渡り合う田中の演技にはコミカルな面はいっさいなく、武尊が残した不正の証拠を見つけ出して詩織が犯してきた罪を暴くと誓った瞳には、復讐に燃える千景の強い意志が見えた。

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