■山本「剛しかいないと思った」

ーー『宇宙Six』解散は、山本さんの文春報道の2日後でした。

江田「報道のタイミングで、自分の人生と真剣に向き合い、“僕は何をしていきたいのか”と考え抜きました。今の状態で自分が最大限に楽しいと思えることをやり続けられるのだろうか……と考えたとき、コンサートがしたくてもできていなかった僕らは、”解散”の選択したんです。

山本「ちょうどそのとき僕は、仲の良いジャニーズの仲間と話していましたね。彼はストレートに“おまえは今後どうするの? 何がしたいの?”と聞いてきたので、”しばらく休んだほうがいいんだと思う”と話すと、”休んで何がしたいの? どうせおまえのやりたいことはひとつだろ? ブレてないはずだし、休んでいたらすぐに忘れられてしまうから、おまえの良さを発揮できる場所で活動したほうがいい”と発破をかけられた。たしかにその通りだなと思って、すぐに動いたんです。彼にそう言ってもらえたことには本当に感謝しています。

 まず、それから数日後、剛に打ち明けました。「これからひとりで活動していこうと思う。1年間ひとりで準備して下地を作ったら、ゆくゆくは、おまえと合流することを夢見てる」と。

ーー『宇宙Six』はほかに2人のメンバーがいましたが、なぜ江田さんにだけ声をかけたのでしょうか?

山本「どうなるのか分からないなかで、次のステップを踏む自分に必要なのは、“剛しかいない”と思ったんです」

山本亮太  写真/日刊大衆編集部
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