■“低調”の『新しいカギ』がゴリエで大復活!

 宮迫の映像が流れた8月27日放送の『新しいカギ』は世帯7.2%、個人4.6%、コアが5.5%という視聴率を残している。

「『新しいカギ』は4月23日のレギュラー初回放送が世帯視聴率4.7%、5月14日も5.1%、5月28日は4.8%、6月25日にも3.7%、前回8月13日の放送でも世帯4.5%、個人3.2%、コアは3.7%と低調が続いていました。しかし、8月27日の放送では世帯、個人、そして特に、テレビ局が今、最重要視しているコア視聴率がグンとアップしたんです。

『新しいカギ』が3時間スペシャルだったので一概に比較できませんが、ここまでずっと視聴率でボロ負けしていた裏番組の『沸騰ワード10』(日本テレビ系)が8月27日はコア視聴率が4.6%だったので、初めて上回っています」(制作会社関係者)

 低調から一転して、コア視聴率で人気番組『沸騰ワード』を上回った『新しいカギ』。その要因はやはり大復活のキャラにあるようだ。

「『新しいカギ』は8月27日は3時間スペシャルでした。他局では番組と番組の間にCMがあったり、『日テレ+』(日本テレビ系)のような番宣用のミニ番組があったりするため、視聴者が離脱してしまうタイミングが生じてしまいます。しかし、『新しいカギ』は3時間ずっと放送されているので、他局を抜けた視聴者がチャンネルを合わせてくれるため、数字が上がったというのも1つの要因でしょう。

 ただ、今回の放送の視聴率アップに最も貢献したのはゴリエでしょう。『ワンナイ』が終わったのは15年も前の話とはいえ、2005年の大晦日には『NHK紅白歌合戦』に出場するなど、2000年代中盤に絶大な人気を誇ったキャラですからね」(前同)

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