「“おまえは一生俺の後輩”と言ってくれた」嵐・松本潤、櫻井翔、二宮和也、キンキ堂本光一…ジャニーズ先輩の「涙の金言」!元『宇宙Six』山本亮太&江田剛『えだりょ』告白【独占インタビュー&独占写真#2】の画像
『えだりょ』、山本亮太(左)、江田剛(右)   写真/日刊大衆編集部

 7月3日より活動をスタートした山本亮太(31)と江田剛(33)によるユニット『えだりょ』。元ジャニーズJr.で『宇宙Six』元メンバーの2人だが、山本は昨年10月に文春オンラインに闇カジノ通いが報じられ、即日契約解除。『宇宙Six』は解散となり、江田は今年6月30日付けでジャニーズ事務所を退所すると、山本と合流した。今回、本サイトはそんな2人に、お世話になった先輩、仲間のことを聞いた。独占インタビュー!

(全3回の2回目/#を読む)

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――江田さんの退所について、ジャニーズ事務所の周囲の方々の反応はいかがでしたか? 江田さんは、の方々、松本潤さん(38)や櫻井翔さん(39)、二宮和也さん(38)たちに可愛がってもらっていたと伺いましたが。

江田「そうですね、辞める、辞めないで相当悩んでいた時期に、さん含めさまざまな方々に話を聞いてもらいました。何度かご飯に連れて行ってくれて、中には“どこにいても番組で共演できたらいいね”と言ってくれた方もいます。

 また、僕が仕事に今後のついて悩んでいたとき、”うちの子たちは、社長や先輩、後輩とかの”縦”を気にするけど、おまえが大事にすべきなのは『横のつながり』だよ。今のおまえを支えてくれる仲間やスタッフは『横』でしょ”と真剣に話してくれた方もいます。

 また別の方は、“今、一番、自分がやりたいことをやれ。我慢する必要はもうないんじゃないか? おまえは今までいろんなことを我慢してきただろうし、次は自分のために頑張ってみなよ”と言ってくれました。それから、”おまえがどこにいても応援するし、辞めても、おまえは一生俺の後輩だ”と言ってくれて、とにかくうれしかったですね。

 みんなこんなに暖かい言葉をくれて、うちの先輩たちって、ほんとうにすごい人たちなんだなあと再確認しましたね。特に嵐さんは、活動休止を経ているからこそ言葉に重みがありました。

“おまえは一生俺の後輩だ”と言ってくれた方からは、“俺が仕事で行き詰った時、こういうふうに思っていたけど、おまえは今、何がしたいの?”と問われたんです。そのとき、“僕はコンサートがやりたいんだ”ということを明確に認識することができたんです。そうしたら、“それなら、今の事務所にこだわる必要はないかもね”と、背中を押してくれました」

――江田さんは、嵐さんのバックのJr.としてライブで踊るなど、嵐と長く関わりがありますよね。

江田「はい。今でも覚えていますよ、13歳のときに出たさいたまスーパーアリーナの嵐コン。嵐さんのパフォーマンス力、引き寄せる力、そしてファンの熱量と、すべてがひとつになっている空間に自分がいられることに、感動して泣きました。“エンタメってすごい!”と、そこからJr.の活動にどっぷりハマるようになりました。

 あと、潤くんには本当にお世話になりましたね。潤くんの演出力のすごさを尊敬していたので、“アシスタントに入らせてください”とお願いして、一緒に打ち合わせしたり、振り付けを考えさせてもらったりしました」

江田剛  写真/日刊大衆編集部

■「潤くんは仕事の鬼。マジでいつ寝ているのかなと(笑)」

――松本さんは、妥協のない演出で知られていますね。

江田 「そうなんですよ。潤くんのビジョンに近づくのにはすごく時間がかかるんですが、潤くんは“できるよね”、“できるまで練習しよう”と、妥協は一切なし。演出は時として1秒にさえこだわるんです。スタッフ、裏方さんの大変さを知っていても、それでも完璧さを追求する。

 潤くん自身も、スタッフとしての打ち合わせに全部出ます。当然、嵐、タレントとしての仕事もあって、打ち合わせは夜10時くらいから始まる。そこから休みなく真剣に演出方法を話して、ふと気づいたら朝の6時なんです。

 潤くんに“今日、仕事ですよね? 大丈夫ですか”と聞くと、“うん、大丈夫”と平気な顔して仕事に行くんです。本当に仕事の鬼ですよ。マジでいつ寝ているのかなと(笑)。

 それでいざ本番になるじゃないですか。その舞台で、映像、照明、音、演者、お客さんを含め、準備していた演出がすべてが完璧にマッチした瞬間があるんですよ。そのときになって初めて”ああ……これか……! 潤くんはこれが見せたかったんだ!”と分かるんです。

 もう、あらゆる想像を超えて、信じられないような体験、みんなが感動するものなんです。それでみんな、”潤くんについていきます!”となるんです。

 だから、次のときも“キツイなあ”と思いつつも、“潤くんが見せてくれる景色を見るために頑張らなくちゃ”となるんですよね。僕もそういう人間になりたいと思いますね……」

山本亮太  写真/日刊大衆編集部

■涙が出てきた現・滝沢副社長に言われた一言

――熱い”松本さん愛”が伝わります。山本さんが尊敬する先輩はどなたでしょうか?

山本「堂本光一くん(42)と滝沢秀明くん(39)ですね。光一くんとは昔から仲良くさせてもらっていて、契約解除のあとに“大丈夫か? 亮太なら大丈夫だと信じてるからな!”と連絡をもらいましたね。

 かつて一緒の舞台に出させてもらったとき、光一くんからは、”こうしたほうがいいよ”とかの指導はなかったのですが、でも、背中を見ているだけで光一くんのすごさが分かるんですよ。誰でも年齢の壁、体力の壁はあると思うけど、光一くんはそれを超えてくる。光一くんは50歳をすぎても、華麗にアクロバティックに舞って、人に夢を与えていく人間なんだろうなと思います。

 あと、滝沢くんに言われた言葉で、すごく覚えていることがあって。滝沢くん主演の舞台に出演していたとき、僕の膝の持病で歩けないほどの痛みが襲ってきた時があったんです。共演メンバーにも迷惑をかけるだろうと、自己判断で“これ以上は無理です”と申し出たことがありました。

 そのとき、滝沢くんに言われたのは、一言だけ。”おまえ、自分が主演でも同じこと言うのか?”。それだけでした。正直、雷に打たれましたよ。“俺はなんて情けないんだろう”と思って、涙が出てきました。他の方はいろいろアドバイスをくださったんですが、滝沢くんはそれ以上何も言わなかったし、僕もそれだけで十分に伝わったので、それ以上聞くことはなかったです。舞台の真ん中に立ちつづけてきた人間の凄みを感じましたね」

江田「僕も滝沢くんには舞台で使ってもらい、芝居から殺陣までいろいろやらせてもらい、舞台の知識を学びました。

 ジャニーズの先輩たちはそれぞれ長所が違っていて、そのすべてを見て取り入れることができるのが後輩の特権です。滝沢くんからは企画力を、潤くんからは演出力を、二宮くんは芝居のこと、翔くんからはMCのことだったり、亀梨和也くん(35)からは自己プロデュース力を……本当に良質な資料だらけ。そんな場所で勉強できていたのは、一生の財産ですね。

 超一流の先輩たちの言葉に背中を押され、退所を決意した江田は、7月3日に山本の元に合流し、2人は『えだりょ』として再スタートを切ったのである――。

山本亮太(左)、江田剛(右)  写真/日刊大衆編集部

 取材時に撮影した2人の写真が多数あります。こちらからぜひご覧ください。

山本亮太(やまもと・りょうた) 1989年11月14日生まれ、千葉県出身。血液型A型。164センチ54キロ。特技:アクロバット、にゃんこ大戦争。趣味:ダンス(歴20年)。10台前半にジャニーズ事務所に入所し、江田も在籍したジャニーズJr.内ダンスユニット『M.A.D.』に加入。嵐やタッキー&翼やNEWSのバックダンサーを務める。2008年11月からは江田らと『They武道』で活動。その後、2016年11月に『宇宙Six』が結成され、メンバー入り。2020年10月、ジャニーズ事務所を契約解除となり、ソロ活動開始。2021年7月3日から、江田とともに『えだりょ』としての活動を始める。

江田剛(えだ・つよし) 1987年10月24日、大阪府出身。血液型A型。164センチ59キロ。特技:演出構成、ダンス(歴20年)、殺陣。趣味:アニメ、ドラマ、映画鑑賞、ゲーム。山本と同じく10台前半にジャニーズ事務所に入所し、山本も在籍したジャニーズJr.内ダンスユニット『M.A.D.』に加入。2008年11月からは山本らと『They武道』で活動。その後、2016年11月に『宇宙Six』が結成され、メンバー入り。2021年6月末でジャニーズ事務所を退所し、2021年7月3日から、江田とともに『えだりょ』としての活動を始める。

『えだりょ』のコンサートが開かれます。

『Re☆StarT』東京公演 @きゅりあん 大ホール(品川区立総合区民会館)

10月6日(水)19:30 開演 

10月7日(木)14:00 開演

10月7日(木)18:30 開演

チケットなど詳細は、『えだりょ』オフィシャルファンクラブHP(https://ryotayamamoto.com/)をご覧ください。

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