■キムチで韓国風に
一風変わった韓国風のアレンジもオススメ。小河氏に元気食材のキムチを使った『キムマヨ納豆』の作り方を教えてもらった。
「キムマヨは、キムチを入れてマヨネーズを少々かけるだけです。キムチはもともと納豆と相性がいいんですが、マヨネーズでキムチがマイルドになります」
この『キムマヨ納豆』を、前出の田村氏も絶賛する。
「キムチの乳酸菌と納豆を併せることで、ウイルスに感染した細胞をウイルスごと排除できるキラーT細胞が、より活性化します」
厳しい残暑で食欲がないときでも箸が進むのが『いか納豆』と『納豆汁』だ。
「いかそうめんに納豆、そして、ゆかりをかけるのがポイント。ゆかりの赤ジソの香りが食欲をそそります。
みそ汁に納豆を入れるだけの納豆汁も、味噌と納豆のうま味が溶け込み、口当たりも良くなります」
そして、納豆といえば、かき混ぜるタイミングだが、田村氏によると、タレや、しょうゆをかける前に混ぜるほうがいいという。
「納豆のネバネバには、ミネラル成分の吸収を助けるガンマポリグルタミン酸が含まれています。タレをかける前に混ぜたほうが、よりネバネバするので、ミネラル分の吸収も良くなり、腸の中の悪い成分を体外に出す効果も発揮します」
コロナを撃退する最強食材納豆。おいしく食べてコロナ禍を乗り切りたい。