９月７日、円谷プロダクションの運営する“ウルトラサブスク”の『ＴＳＵＢＵＲＡＹＡ ＩＭＡＧＩＮＡＴＩＯＮ』に、今年放送２５周年を迎える『ウルトラマンティガ』が配信されることが決定。同作は以前からファンの間で配信の希望する声が相次いでいたが、ついにテレビ放送以来となる初のオンライン配信が決まった。配信開始日が９６年当時第１話が放送されたのと同じ９月７日１８時なのが、実に粋だ。
「これまで配信がなかったのは、主人公の“ダイゴ隊員”を演じたのが当時からＶ６で大人気だった長野博（４８）なのが理由ではないか、とファンの間でささやかれていました。『ティガ』は、８０年の『ウルトラマン８０』以来１６年ぶりのテレビシリーズで、従来と違う新しい世界観、初の女性隊長など多くの意欲的要素が盛り込まれ、Ｖ６の主題歌『ＴＡＫＥ ＭＥ ＨＩＧＨＥＲ』も含めて強い人気を誇っていますが、それだけに最近の不自然な扱いに疑問を呈する声も少なくありませんでした」（特撮ライター＝以下同）
今年１月９日から６月２６日にかけて『ウルトラマン クロニクルＺヒーローズオデッセイ』（テレビ東京系）という、当時の最新作『Ｚ』と、平成最初のウルトラシリーズテレビ作品『ティガ』の２つに焦点を当てた総集編のような２クール番組がスタートしたが、ティガが重点的に紹介されているにもかかわらず、徹底的に長野演じる“ダイゴ隊員”の姿が無理やりカットされており、主題歌の『ＴＡＫＥ ＭＥ ＨＩＧＨＥＲ』が流れたシーンまで、別の楽曲に差し替えられるという異常事態が起きていたのだ。
「しかし、テレビ本編以外では今年３月からフィギュア『Ｓ．Ｈ．Ｆｉｇｕａｒｔｓ（真骨彫製法）ウルトラマンティガ』のＣＭに長野が出演したり、昨年８月にムック本『ウルトラ特撮 ＰＥＲＦＥＣＴ ＭＯＯＫ』のティガ特集号で長野が新規インタビューに応じたり、少しずつ緩和しつつありました。それにくわえ、
今年３月に、１１月１日でＶ６が解散することも発表され、“もしかしてティガ関係にも動きがあるかも”と感じていたファンもいましたね」
