「7月末に発売中止が発表されていたMETAFIVEのアルバム『METAATEM』ですが、一転して発売する方向となり、もうしばらくでリリースが公になるそうですよ」
こう話すのは音楽プロ関係者。
METAFIVEは、YMOなどの活動で知られる高橋幸宏(69)により、2014年1月に開催したコンサート限定ユニットとして、小山田圭吾(52)、テイ・トウワ(57)、砂原良徳(51)、ゴンドウトモヒコ(53)、LEO今井(40)で結成された。その後、このメンバーでバンド活動を行ない、2016年にフルアルバムとミニアルバムをリリース。2020年7月に新曲『環境と心理』の配信を行ない、今年8月11日には2枚目のフルアルバム『METAATEM』がリリースされる予定だった。
「5月11日にアルバムリリースや、7月26日に神奈川県・KT Zepp Yokohamaで単発ライブを行なうと発表され、久しぶりのMETAFIVEの活動を多くのファンが心待ちにしていました。しかし、ライブ開催とアルバムの発売直前の7月半ばに、小山田の“いじめ騒動”が起きてしまいました」(音楽誌ライター)
騒動の発端は7月14日、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が開会式および閉会式のクリエイティブチームのメンバーを発表し、小山田が開会式の作曲担当として名を連ねていたことだった。