９月１８日土曜日・１９日日曜日、フジテレビは社会現象を起こしたアニメ『鬼滅の刃』の総集編企画を放送する。『竈門炭治郎 立志編 特別編集版』の第三夜「鼓屋敷編」が９月１８日、第四夜「那田蜘蛛山編」が１９日のそれぞれ１９時から２１時５４分まで放送されるが、この編成にフジテレビ以外の局が戦々恐々としているという。
「『竈門炭治郎 立志編 特別編集版』は、２０１９年４月から９月までＴＯＫＹＯ ＭＸなどで放送されたアニメ第１期を、完全新作となる次回予告編など新規パートも追加して全５回にまとめたもの。
第一夜“兄妹の絆”が９月１１日、第二夜“浅草編”が翌１２日にそれぞれ放送されています。事実上の再放送総集編なんですが、第一夜の視聴率は、なんと世帯１３．３％、コアが１０．５％。翌１２日放送の第二夜が世帯１３．４％、コア１１．７％という、とんでもない数字を叩き出したんです」（制作会社関係者）
現在、テレビ各局で求められている１３歳から４９歳までのコア視聴率に関しては、フジテレビだけでなく、他局を通じても２ケタを超えることも珍しいだけに、『鬼滅』の人気ぶりがよく分かる。
「１２日の２０時にはウッチャンナンチャン・内村光良（５７）ＭＣの大人気番組『世界の果てまでイッテＱ！』（日本テレビ系）が放送されていましたが、コア視聴率が６．８％と、この番組にしてはやや低調でした。これについては、『イッテＱ』の視聴率を支えている子どもと親御さんが、『鬼滅』に流れてしまったのが理由だと思われます」（前同）
１９日の日本テレビは１９時放送の『ザ！鉄腕！ＤＡＳＨ』と２０時放送の『イッテＱ』を休止し、内村がＭＣの２時間番組『笑神様は突然に…【金メダリストからイケメン俳優、アイドルまで豪華参戦ＳＰ】』を放送する。はからずも『鬼滅の刃』の鬼狩りからは逃れた形になっている。
