なぜ彼女たちは「センター」に立ったのか⁉
アイドルセンター論
櫻坂46田村保乃 前編
櫻坂46の3rdシングル『流れ弾』の表題曲で初めてセンターを務めることになった田村保乃。8月7日には1st写真集『一歩目』(小学館)を発売するなど、個人としても今まさに絶好調を迎えていると言ってもいい。
2018年に「坂道合同オーディション」に合格し、欅坂46の2期生の中心的存在として先頭を走ってきた田村。
幼稚園から大学生までバレーボール一筋だった彼女がアイドルに魅了されたのはAKB48がきっかけだったという。
そもそもオーディションに受けようという気概で受けに行ったわけではなく、メンバーに会えるという理由から「坂道合同オーディション」の大阪セミナーに参加して合格に至るという、まさになるべくしてアイドルになったと言える。
初のファン向けたお披露目となる「お見立て会」を前にして、『うたコン』(NHK総合)に出演した田村は、初のテレビ出演にもかかわらず1期生に引けを取らないパフォーマンスを披露しファンの間でも話題に。