深田恭子
深田恭子

 9月23日に、比嘉愛未(35)主演の恋愛ドラマ『推しの王子様』(フジテレビ系)が最終回を迎えた。ご存じのとおり、この作品は本来、深田恭子(38)が主演予定だったが、深田の適応障害による芸能活動休止を受け、急きょ、代役として比嘉が起用されている。

「本作は主人公の泉美(比嘉)が、自分の“推し”のゲームキャラに外見そっくりだけど、中身がダメダメなイケメンである青年・五十航を理想の男性に育てるべく奮闘する、というドラマでした。

 五十嵐演じる渡邊圭祐(27)は佐藤健(32)や神木隆之介(27)など多くのイケメン俳優を輩出している事務所の“推し”であることでも知られていますね」(女性誌記者)

 渡邊は、18年に『仮面ライダージオウ』(テレビ朝日系)で、“主人公を『魔王』と慕う謎の従者で未来人のウォズ”として、ストーリー中盤には「仮面ライダーウォズ」として、遅めの役者デビューを果たした「仮面ライダー俳優」として知られている。

「預言書を片手に“この本によれば……”、主人公が何かあると声高らかに“祝え!”、独特の発音で“ン我が魔王!”と、数多くの印象的でちびっ子もモノマネしやすい言動も手伝い、『ジオウ』で主役を食うレベルの人気を獲得しました。

 そのままの勢いで、20年に『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)でヘタレだけど努力家で好青年の若手医師、『MIU404』(前同)ではジャーナリスト気取りのナウチューバー(元ネタはYouTuber)、映画も今年の『ブレイブ 群青戦記』で重要キャラを演じていて、まさしく絶好調です。今回、2番手の役を手にした『推しの王子様』で人気を不動のものにしたいところでしたが、深田が降板してしまったのは、ジンクスとしては惜しいことをしたかもしれません……」(前同)

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