9月26日に放送された『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)。コロナ禍のせいで番組のウリである海外ロケができなくなっているのだが、その日の放送では、視聴者から「いよいよ限界なのではないか?」という声が上がりそうな演出があったという。
「今回はANZEN漫才みやぞん(36)によるバイオリン修行と、『イッテQ』の準レギュラー的な存在である俳優・金子貴俊(43)による『オーシャンズ金子in鹿児島県』の2本立てだと告知されていました。しかし、そこに本来はお蔵入りするはずだった映像が流れたんです」(女性誌記者)
『オーシャンズ金子』では「トビウオの大群」の海中撮影を目指して、鹿児島県の屋久島と奄美大島の間にあるトカラ列島を訪れた。ちなみに、このコーナーでのナレーターは、いつもの立木文彦(60)ではなく田口トモロヲ(63)が務め、『プロジェクトX』(NHK)のパロディ『プロジェクトQ』として放送された。
「ロケ中に、金子は巨大なキハダマグロを釣り上げました。ルアー釣りでマグロを釣ったのは見たことない、という船長の言葉に“また奇跡起こしました!”と金子も大興奮だったんですが、ここで“この時我々は、今回必要な運をすべて使い果たした。結論から言うと、トビウオプロジェクトは失敗するのである”と視聴者に告知し、お蔵入り映像を流すことになったんです」(前同)
番組では、
「これまで世界各地で結果を出し続けてきたオーシャンズだが、実はお蔵入りもいくつかる。今回はあえて、運に見放されたオーシャンズロケを皆さんにご覧いただこう」
と、天候の悪化のため屋久島に避難した際のVTRが流れた。