■クレームきっかけでバービー&しょこたんを「さん付け」するように

 バービーは恵と同じ事務所に所属している。そのため、恵が直属の後輩であるバービーを呼び捨てするのは何も問題はなさそうだが。

「それが、一部視聴者から“男性コメンテーターの大谷昭宏さんは『さん』付けなのに、バービーが呼び捨てなのはおかしい”というクレームが入ったようなんです。それで、少しでも視聴者から不満が出ないように急きょ、“バービーさん”と呼ぶようになったそうです。

 ただ、急な変わりように違和感を覚えた視聴者もいたみたいですね。また、最近も同じ事務所の後輩・中川翔子さん(36)に対して、“しょこたんは後輩ですが『中川さん』と呼びます”と決めたようで、それを実践していますよね。

 これまで番組は好調だったから、そういったクレームも気にしなかったのかもしれませんが、番組の看板である恵さんの耳にまでそんな細かなクレームが伝わるというのは、番組と恵さんのパワーがダウンしているということでしょうね」(前出の制作会社関係者)

 民放キー局ディレクターはこう話す。

「これまでもTBS内ではたびたび、“『ひるおび!』をどうにかしないと”という話は持ち上がっていたといいます。ただ、今年3月に『ラヴィット!』(TBS系)が始まり、そのあまりにもヒドい視聴率に“『ひるおび!』どころではない”となっていた。

 さらに、春から秋にかけてはTBSが社運を賭けている『THE TIME,』の準備が進められていた。なかなか『ひるおび!』の改革に手が回らない状況が続いていたといいます。ただ、ここにきて八代弁護士の問題発言や視聴者からのクレームなどもあり、番組に問題が噴出。

 また、『ラヴィット!』はいまだに低空飛行ですが、『THE TIME,』の好発進を受けて数字が上がる可能性も出てきている。つまりTBSの朝に光明が見えてきているんです。これでようやく、ここ数年の懸念材料だった『ひるおび!』にも大きなメスが入るのかもしれませんね……」

 問題噴出の『ひるおび!』だが、来年春の改編期を乗り越えることはできるのだろうか!?

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