■「優しい石井アナ」が「オラオラの宮根」を脅かす!

 10月4日の『ミヤネ屋』の世帯視聴率は4.6%、個人視聴率は2.2%、『ゴゴスマ』は世帯4.4%、個人2.1%だった。

「この日は14~16時台にテレビ朝日で『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』の再放送があったため、『ミヤネ屋』も『ゴゴスマ』も数字を落としてしまっていますが、両番組の視聴率はほとんど変わらない。

『ミヤネ屋』といえば、10%取っていたような時代もあったんです。また、宮根さんが小倉智昭さん(74)に代わって『とくダネ!』の後番組を担当するという報道もあった。

 それぐらい、番組にも宮根さんにも影響力があったわけです。しかし、屋台骨となる『ミヤネ屋』の存在感が薄れつつある。一方で、コロナ禍の殺伐とした雰囲気もあるんでしょう、石井アナの優しい司会ぶりや清潔感を求める視聴者も増えてきたのではないでしょうか。結果、『ゴゴスマ』の視聴率が『ミヤネ屋』とそう変わらなくなってきており、逆転することもあると。

“オラオラ系”の宮根さんと“優しい”石井アナという構図で、時代的な背景もあり、宮根さんが徐々に追い込まれてきている感じとも言えそうです」(前出の制作会社関係者)

 強い逆風が吹く恵と宮根、超大物芸人との共闘もありそうで勢いを増す石井、牙が抜けた坂上忍――日本の午後の“主役”たちの今後はどうなっていくのだろうか!?

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