テレビアニメ『鬼滅の刃 無限列車編』(毎週日曜23時15分~)が10月10日よりついにスタートした。フジテレビ系列で全国放送された第1話「炎柱・煉獄杏寿郎」の平均世帯視聴率は10.0%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、同時間帯トップの好スタートを切ったことも大きな話題を呼んでいる。
「23時15分からと深い数字にもかかわらず、コア視聴率も6.9%と、異例とも言えるとんでもなく高い数字となりました」(制作会社関係者)
テレビ各局は現在、世帯視聴率以上に「コア層」と呼ばれる13~49歳の「コア視聴率」を重要視している。
「日曜の遅い時間でしたが、若い世代、おそらく多くの小学生もリアルタイムで視聴したのではないでしょうか。今後も毎週のように『鬼滅の刃』の高視聴率がニュースになりそうですが、一方で全然ダメな視聴率しか取れない番組もあるんです。それが“TBS魔の金曜日”の番組ですね」(前同)
かつて、TBSの金曜といえば19時台の『爆報!THEフライデー』、20時台の『ぴったんこカン・カン』、21時台の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』と20%近い視聴率を取る超人気番組が並び、金曜夜は「TBSの1人勝ち」と言われるほど隆盛を誇っていた。
「しかし、ここ数年はこれら3番組の視聴率が低迷。3月には『爆報』が終了し、ダウンタウンの浜田雅功さん(58)がMCを務める『オオカミ少年』がスタート。
コロナ禍で街ブラロケが難しくなったこと、安住紳一郎アナウンサー(48)が『THE TIME,』のMCに就任することになって『ぴったんこカン・カン』も9月に最終回を迎えました」(同)