■綾瀬はるかの新「月9」は話題の小説が原作の「遺産相続ミステリー」

 綾瀬といえば、今年1月クールに西島英俊と主演したドラマ『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系)の最終話が平均世帯視聴率20.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことも記憶に新しい。

「綾瀬さんの新ドラマに期待する声は常にありますが、来年4月クールにフジテレビの月9ドラマで主演することが決まっているそうです。『週刊新潮』(新潮社、10月14日発売)でも報じられていますが、話題の小説『元彼の遺言状』が原作のドラマだといいます」(ドラマ制作会社関係者)

 作家で弁護士、元プロ雀士という異色の経歴を持つ新川帆立氏(30)による小説『元彼の遺言状』(宝島社)は2020年10月に『このミステリーがすごい!』大賞の大賞を受賞。

 同作は、金の亡者、でも憎めない凄腕女性弁護士・剣持麗子が、元彼が残した謎めいた遺言状の真相に迫っていく「遺産相続ミステリー」だ。

「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言を残して大手製薬会社の御曹司が亡くなった。学生時代に彼と3か月だけ交際していた麗子は、犯人候補に名乗り出た友人の代理人として「犯人選考会」に参加することに。数百億円とも言われる財産の分け前を得るため、麗子は依頼人を犯人に仕立て上げようと奔走するが――というあらすじだ。

「綾瀬さんは一癖も二癖もありそうな主人公の麗子役を演じるのでしょうね。ただ、綾瀬さんといえば、少し前に金銭トラブルが報じられたばかり。実際の金銭トラブルと、『元彼の遺言状』が原作となる主演ドラマのストーリーには、かなりシンクロする部分もありますよね」(前同)

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