「お笑い賞レースの上位常連で、テレビ番組でも見ない日はない。ただ、業界関係者の多くが“今、ニューヨークがヤバい”、“どんどん悪い方向にいっている”と言うんですよね……」
そう話すのは民放キー局ディレクター。
ボケの嶋佐和也(35)とツッコミの屋敷裕政(35)によるお笑いコンビ・ニューヨーク。
2019年と2020年、『M-1グランプリ』では2年連続で決勝に進出。2020年の『キングオブコント』でも決勝に進出して準優勝し、2021年の10月2日に行なわれた同大会の決勝にも、こちらも2年連続で進出。「2021年上半期ブレイクタレント」の1位にも選出されたニューヨークが「悪い方向にいっている」とは、いったいどういうことなのか――。
「先日の『キングオブコント』で、彼らのネタの結果発表の際、審査委員長のダウンタウン・松本人志さん(58)に噛みついたことも話題を呼びましたが、視聴者からは批判的な声も上がってしまいましたよね」(前同)
ニューヨークの1つ前にコントを披露したそいつどいつの審査の際、MCの浜田雅功(58)が「審査員が疲れて顔が死んでいる」と指摘。これに松本は「すごく矛盾してるんですけど、“もうあんまりウケんな”って。みんなウケるから、もう許してくれみたいな」と、審査の大変さについてこぼした。
その後、コントを披露したニューヨークだったが点数は伸びず。点数が発表された時点で、決勝ラウンド進出を果たすことができなかった。1stステージ敗退が決まると、屋敷が松本を指さし、「松本さんが“みんな笑うな”って言ったからや!!」と絶叫。浜田に頭を叩かれても、「あれは不正行為です。あれは絶対にダメです。『キングオブコント』における!」と主張し続けた。
結果的に、ニューヨークは出場10組中10位の最下位で大会を終えた。