いまや数が多すぎて、乱立状態になりつつある芸能人を親に持つ「二世タレント」。彼らがバラエティ番組で親について暴露するのが、ちょっとしたブームとなっており、10月12日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)でも、それが顕著に見て取れた。
「田原俊彦(60)を父に持つタレントの田原可南子(27)、とんねるずの石橋貴明(59)の長女で、今年7月31日に一般男性と結婚したばかりの石橋穂乃香(32)、声優・田中真弓(66)の息子で大道芸人のこ~すけ、人間国宝の父・十五代目 片岡仁左衛門(77)を持つ片岡京子(50)といった多くの“二世”が出演し、“うちの親がちょっと変だなと感じるとき”というテーマについてトークしました」(テレビ誌記者)
親にまつわるトークを多く求められたり、映画やドラマに出演する際も「○○の娘(息子)の初主演作!」とPRされることは「二世タレント」の宿命だが、なかにはそういったしがらみから抜け、大活躍しているタレントもいる。
「その最たる例が、バンドOKAMOTO‘Sのハマ・オカモト(30)です。彼は、あのダウンタウンの浜田雅功(58)と女優の小川菜摘(58)の長男ですが、メジャーデビューし、自身のラジオを持ったりと成功を収めた2013年ごろまで、一度も親のコネを使わず、自分が“二世”であることも隠していた。13年に小川が旧ブログ(現在は閉鎖済み)で、その詳細を語っていました」(レコード会社関係者)