タモリ、ギネス記録のテレビ朝日『Mステ』35周年!「怨念のt.A.T.u.事件」と「驚愕のウラ側」の画像
タモリ

 1986年10月にスタートした音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)。開始から現在まで番組MCを続けているタモリ(76)が、10月14日、「同一司会者による生放送音楽番組の最長放送」としてギネス世界記録認定されたことが発表された。

「番組35周年にふさわしい非常におめでたい出来事ですが、その一方で、今回の受賞についてのコメントの中で“35年間でいちばん印象的な出来事、記憶に残っている出来事は?”という質問に、タモリが“それはやはり、t.A.T.u.でしょう(笑)!あれは忘れられないですし、あれを超える出来事はないでしょうね……”として、ロシアの女性デュオ「t.A.T.u.(タトゥー)」の名前を出し、ネットでは改めて2003年の伝説のMステドタキャン事件が話題となっています」(音楽ライター)

 当時、t.A.T.uは過激なパフォーマンスで世界的な人気を獲得し、当時の日本では「宇多田ヒカル(38)のデビュー当時に匹敵する」ともいわれる人気だった。しかし、各地で理不尽なドタキャンを続け、2003年の『Mステ』でも、冒頭にこそ出演したものの、自身の歌唱の出番をすっぽかすというとんでもない事件を起こしている。

「この際、“t.A.T.uが出たくねぇと言っています”“RIP SLYMEが変なこと(腕に露西亜娘と書いていた)するから”“早くこーい”と、タモリはギリギリまで、安定のMCでお茶を濁していたんですが、結局CMが明けになってもt.A.T.uは出てこなかった。

 生放送の番組の尺が余ってしまい、このままではあわや放送事故……となるところで、出演者の中で唯一、生演奏に対応できたTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTが急きょもう1曲、「ミッドナイト・クラクション・ベイビー」を披露。リハーサルもカメラテストもなく、ぶっつけ本番となったこの演奏はいまだに語り草で、ミッシェルの株は爆上がりしましたが、同時にt.A.T.uの評価が地に落ちたのは、言うまでもありません」(前同)

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