女優の沢口靖子(56)が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女 Season21』(毎週木曜20時~)が10月14日にスタートした。
同ドラマは22年にわたって続く、放送中の連続ドラマでは最長寿の人気シリーズで、9月3日にはドラマの枠を超えて『科捜研の女 -劇場版-』として初の映画も公開。興行収入は10億円を突破するヒットを記録している。
そんな『科捜研の女』が放送されているテレビ朝日の木曜20時「木曜ミステリー」枠が来年7月クールを最後に終了すると、10月7日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が報じた。
ドラマ枠終了の最大の理由は、視聴者層の若返りを図るためだという。
同枠では『科捜研の女』のほか、上川隆也(56)主演の『遺留捜査』、内藤剛志(66)主演の『警視庁・捜査一課長』などの人気シリーズが放送されている。
「『木曜ミステリー』枠の終了で『科捜研の女』シリーズも終了するのではないか、という見方もあります。ただ、来年10月クールからは火曜21時に若者向けの新ドラマ枠が作られるといいます。
若者向けの枠で『科捜研の女』を放送することにはテレビ朝日サイドも頭を悩ませているとようですが、来年10月クールの一発目のドラマには『ネオ科捜研の女』の放送が予定されているようです。当然、沢口さんも出演するのではないでしょうか」(制作会社関係者)
テレビ朝日の人気ドラマシリーズといえば、10月13日には水谷豊(69)が主演を務める『相棒 season20』(毎週水曜21時~)もスタートした。
13日の初回放送の平均世帯視聴率は15.2%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率8.4%と絶好のスタートを切った。
「『科捜研の女』も『相棒』も、安定的に高い視聴率を取るドラマです。ただ、それは世帯視聴率に限った話。テレビ朝日のドラマはどれもが高い水準の世帯視聴率を取ります。ただ、シニア層向けのドラマが多く、それが局としての課題だとも言われています」(前同)