NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の第22週「嵐の気仙沼」(10月11日~15日放送)で、主人公・百音(清原果耶/19)の幼なじみ、“りょーちん”こと及川亮(永瀬廉/22)が胸の内に秘めていた本音を吐露。亮役の永瀬が闇を感じさせる迫真の演技を見せた。
15日放送の第110話、三陸沖の大しけに襲われ動けなくなっていた、亮が乗った船が無事に戻ってきたと連絡が入り、百音は妹の“みーちゃん”こと未知(蒔田彩珠/19)に、亮を迎えに行くよう背中を押す。
未知は亮に「海から戻ったら話したいことがある」と言っていたため、2人きりで話し合うと思われたが、なぜか百音が働いている“海のまち市民プラザ”へやって来る。そこで、百音は「まずは2人で話し合って」と、コミュニティFMの事務所で待つことに。
心配したと涙を流す未知に、亮は「みーちゃん、俺、大丈夫だから。みーちゃん、このまま俺といても、たぶん、ずっとしんどいだけだよ。今さら、そんなの卑怯だって分かってる。ヒドいことしてる」と、優しく突き放すように告げた。
ただならぬ様子に、百音が「どうしたの?」と声をかけると、未知は「優しい顔で笑って、大丈夫って言われるたびにね。あぁ、私じゃダメなんだ。やっぱり何もできないんだって思い知らされる」と嘆き、「もういい。終わりにする」と出ていこうとする。