■2番組“撃沈“で麒麟・川島の評価にも黄色信号

『アピールちゃん』で指原とともにダブルMCを務める川島は、朝の情報番組『ラヴィット!』(TBS系)でもMCを務めているが、同番組も低視聴率に喘いでいる。

「ちなみに、『アピールちゃん』の放送日、10月18日の『ラヴィット!』の世帯視聴率は2.8%、個人視聴率は1.4%でした。世帯も個人も『アピールちゃん』より0.1%ほど高い数字ですが、当然、『ラヴィット!』の調子もよろしくない。こうなってくると心配なのが川島さんですよね」(前出の制作会社関係者)

 川島がMCを務める『ラヴィット!』は3月末の番組開始以来、視聴率が低迷している。

「川島さんの実力は誰もが認めていますし、『ラヴィット!』も実際に見たら面白い。今や『ラヴィット!』は、芸人による大喜利番組としての評価も高まっていますが、番組内での川島さんの回しの技術は完璧と言ってもいいほどで、少々厳しいボケもしっかりと拾ってくれる。現在も多数のレギュラー番組を抱えていますし、ゲストで出た番組でも間違いなく結果を残してくれます」(前同)

 川島は特に2番手、3番手として重宝され、多くの番組から引っ張りだこの存在だ。

「ただ、『ラヴィット!』に続きMCを務める『アピールちゃん』でも厳しい結果になってしまうと、“看板としてはどうなの?”という評価になりかねない。MCは番組の顔で看板ですからね。

 逆に言うと、面白くて、番組を上手く回せることが一流MCの条件ではないとも言える。2番手、3番手のタレントが頑張って、番組が面白くなって、数字が取れればそれでOKなんです。MCには重みや影響力も必要だと言えて、担当番組の不調が続けば、川島さんにはそれが“足りていない”という話になってしまう可能性もあるわけです」(民放キー局ディレクター)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4