昨年3月に急逝してからも、変わらず愛され続けている、日本を代表するコメディアン・志村けんさん(享年70)の半生を描くドラマ『志村けんとドリフの大爆笑物語』が、今年12月にフジテレビ系で放送されることが、10月20日に明らかになった。
主演が山田裕貴(31)で、若き日の志村さんを演じること、演出と脚本は『今日から俺は!!』(日本テレビ系)などで知られる福田雄一監督が手掛けることが発表されている。
「公開された、山田が若き日の志村さんの格好をしているビジュアルは、この上なく似ています。福田監督も、17年に『ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤー』授賞式で自分の原点を“ドリフターズとか、テレビの王道の笑い”と語っていて、志村さんやザ・ドリフターズをリスペクトした作品になることは間違いないでしょう。
まだ未公開ですが、気になるのはほかのドリフのメンバーを演じるのは誰か、というところですね」(女性誌記者)
ドラマは、1968年に志村さんがコメディアンを目指して高校卒業間際にバンドのボーヤ(付き人)としてザ・ドリフターズに関わるところから始まり、見習い時代の修業の日々、74年に正式にメンバーの一員となってから90年代までの想像を絶するような過酷なスケジュールや、人気の裏に隠された挫折と苦悩、葛藤を描くと告知されており、他のメンバーは後日発表されるという。
「ドリフのメンバーかは不明ですが、福田作品ですからね。作品の常連であるムロツヨシ(45)と佐藤二朗(52)はほぼ確実に出るとして、豪華キャストがそろうことが予想されます。
特にネットで目立つ声としては、《もちろんヤング加藤茶さん役は菅田将暉だと思ってやまない》《菅田将暉に加藤茶の役をしてもらえばいいのにね》《加藤茶は菅田将暉でお願いします》と、加藤茶(78)を菅田将暉(28)に演じてほしい、という声が非常に多いんです」(前同)