■今後はスポーツ挑戦路線に舵を切るか

 本番のパフォーマンスも見事なものだった。厳しい指導で有名な井村コーチも終始笑顔で、

「上手上手」「真剣にやった証拠やね。分かるもんね。真剣にやってんのと遊び半分でやってんの。ダメな意味の“お笑い”を入れてやってるのと、真剣に取り組んでいるのはすぐわかる。これは“真剣”ですね」

 とガンバレルーヤを絶賛。

 その後、「ありがとうございます!!」と声をそろえて大きな声で感謝の念を伝えたガンバレルーヤを見て、「そんな返事、みんなして欲しかったな、元選手たち」と、かつての教え子らであるライカエンターテインメントのメンバーにボヤくことでオチがつき、企画は終了した。

「『イッテQ』は、コロナ禍で番組の売りであるはずの海外ロケが一切行えなくなり、気づけばおよそ1年半国内ロケに終始しています。いい加減ロケ地にも限度があるし、2週連続で“オリンピック選手とスポーツ”が続いているのを見ると、『イッテQ』は“秘境”からスポーツ挑戦路線へと方針を変更するつもりなのかもしれません。

 くわえて『イッテQ』はレギュラーメンバーの高齢化も不安視されていますから、都筑選手や四十住選手を起用し、若くて新鮮な風を番組に吹かせたい、という理由もあるかもですね」(キー局関係者)

 今回の放送も《イッテQのガンバレルーヤの回は毎回泣いとるな。》《イッテQのチャレンジ企画って、真剣に一生懸命取り組んでて本当に感動する!ガンバレルーヤのシンクロ本当によかった》《ガンバレルーヤのど根性シリーズいつも感動して泣いてしまう》と好評だった。

『イッテQ』の今後のカギを握るのは、実はオリンピック選手たちなのかもしれないーー。

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