■有終の美を飾った『ハコヅメ』だが……

 戸田と永野芽郁(22)がダブル主演を務めたドラマ『ハコヅメ』は、戸田演じるワケあり元エース刑事と、永野演じる天然新人の“最強ペア”の“交番女子”を通じて、身近なようで意外と知らない警察官の笑いあり涙ありのリアルな日常を描いた交番エンターテイメントだ。

 9月15日放送の最終話の平均世帯視聴率は12.6%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率7.2%と有終の美を飾った。

 ドラマがスタートした直後の7月22日には、永野が新型コロナウイルスに感染したことが明らかになり、8月4日から2週に渡ってオリジナルストーリーを含む「特別編」が放送されたといったトラブルもあった。

「あの時期は全国的にコロナの感染者が急増していたタイミングでもありました。永野さんが悪いというわけでは決してありません。ただ、そのことで制作スケジュールがかなりタイトになってしまったんです。台本が上がるのも本当にギリギリだったそうで、出演者がセリフを覚える時間もなかったといいます」(前出の制作会社関係者)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4