衆議院議員総選挙の投開票が１０月３１日に行なわれ、自民党はやや議席を減らしたものの、単独で絶対安定多数を確保するに至った。野党では立憲民主党が公示前より議席を減らした一方、日本維新の会が議席を４倍以上に伸ばす大躍進となった。
国政選挙の投開票で候補者の当落とともに話題になるのが、選挙特番の視聴率だ。
３１日に放送された民放テレビ各局の衆院選開票特番の視聴率は、有働由美子（５２）と嵐の櫻井翔（３９）がＭＣを務めた日本テレビの『ｚｅｒｏ選挙』が１０.８％（すべてビデオリサーチ調べ、関東地区）でトップとなった。
「日本テレビは２０～２１時の第１部で１０.８％、２１時からの第２部でも８.１％という高い視聴率をキープし続けました」（制作会社関係者）
池上彰（７１）がＭＣを務めたテレビ東京系『池上彰の総選挙ライブ』は２０～２２時に世帯７.６％、２２～２４時で４.８％だった。また、宮根誠司（５８）と加藤綾子（３６）が担当したフジテレビ系『Ｌｉｖｅ選挙サンデー』は２０～２１時が６.２％。大越健介氏（６０）と大下容子アナウンサー（５１）が担当したテレビ朝日系『選挙ステーション２０２１』は２０～２１時が７.２％だった。
放送前に注目を集めていた爆笑問題の太田光（５６）、小川彩佳（３６）、石井亮次（４４）が出演したＴＢＳ系『選挙の日２０２１』は２０～２１時に６.２％という結果に終わった。
「なんといっても、日本テレビが民放では頭１つ抜けていましたね。それ以外の局はそう変わらない数字となりました。ただ、日本テレビでＭＣを務めた櫻井さんは、テレビ東京の特番を担当した池上さんに大きく差をつけたとも言えるでしょうね」（前同）
