■解散したばかりのV6にもメンバー同士の対立がたびたび取り沙汰され
しかし、10月18日の『デイリー新潮』が、ここにきて雪解けの可能性もあると報じた。
「チェッカーズは83年9月21日にデビューしましたが、今年の9月21日にはグループの公式YouTubeチャンネルが開設されたんです。また、来年で解散から30年、再来年にはデビュー40周年を迎えます。
また、フミヤと芹澤氏の確執が解消し、それまで封印していた『ギザギザハートの子守唄』をフミヤが音楽番組やコンサートで歌うようになったんです。そのため、『デイリー新潮』は再結成への機運が高まっていると報じたのでしょう」(前出の女性誌記者)
しかし、記者の直撃に対し、フミヤは「(高杢とは)まったくおつき合いがありませんし、もう、どこに住んでいらっしゃるのかも、音楽をやっていらっしゃるのかもわかりません」と敬語で回答。それは、両者の間にある埋めがたい断絶を感じさせるものだった。
さらにフミヤは、「チェッカーズって俺たちメンバーのものではなくて、ファンの方のためのもの。YouTubeを見て楽しんでいただくのはとても嬉しいです。でも、今のところその先の話は聞いたこともないし、その気持ちもないですね」と応じている。
11月1日に解散を迎えたV6も、グループ26年の歴史を振り返ってみるとメンバー間の確執がたびたび取り沙汰された。
デビュー当初は坂本昌行(50)、長野博(49)、井ノ原快彦(45)で構成されるトニセンと、森田剛(42)、三宅健(42)、岡田准一(40)で構成されるカミセンの間に大きな溝があったという。
2019年7月放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)には、トニセンの坂本、長野、井ノ原が出演。
V6のCDジャケットの写真撮影時について、井ノ原は「ジャニーさんが“(V6のメンバー分けは)3vs3のバーサスだよ”って言ったんですけど、もうやる前から(勝負は)決まってんじゃねーか!」と本音を吐露。
「カミセンは若年層からの人気が絶大で、メンバーもまだ10代。トニセンが“おじさん”に見えていたのかもしれませんね。特に井ノ原が、カミセンの3人から嫌われていたと言われています。
原因は井ノ原の真面目で熱すぎる性格だったようです。ただ、特に森田は結成当初から井ノ原と仲が悪く、楽屋でも避けていたそうです。それでも井ノ原は小姑のような小言を言うこともあったそうで、森田は右から左に受け流していたといいます」(夕刊紙デスク)