日に日に寒さが増し、冷えた体を温める「鍋料理」が恋しい季節がやってきた。
「鍋は好きだけど、準備が面倒。独り身だから、材料を余らせてもなあ」
そう言って鍋作りをためらう皆さんに朗報だ。
「近年、コロナ禍の“家食需要”に伴って、コンビニの鍋商品がとても充実しています。味のバリエーションも豊富ですし、一食で野菜やタンパク質をバランスよく摂取できる鍋料理は、健康にとてもいいんです」
こう力説するのは、コンビニ外食研究家の浅野まみこ氏だ。
そこで今回、同氏協力のもと、一人で楽しめる大手3大チェーン「コンビニ鍋」を実食リサーチ。その中から、本誌が厳選した“冬のごちそう”を紹介していこう。
まずは浅野氏も太鼓判を押す、ローソンの『ナガラ食品 ホルモン鍋』(410円)から。いわゆる、「もつ鍋」だ。
「醤油ベースのスープがしみ込んだホルモンは、絶品です。酒の肴に、そのまま楽しむのもいいですが、コンビニで買えるカット野菜(キャベツやニラなど)を足してボリュームアップをすれば、ごはんのお供にもなります」(浅野氏)
ローソンでは他に『すき焼き』(399円)もオススメ。牛肉のうま味が存分に味わえると評判だ。
同じ肉系なら、ファミリーマートの『デッカイ!こんがり焼つくねのゆず塩鍋』(498円)も外せない。
「野菜がメインの商品が多い中、肉を主役に持ってきた、これまでになかった新タイプのコンビニ鍋です。食べ応え満点で、低カロリー。健康が気になる方にもオススメですね」(前同)