佐藤健『電王』だけじゃない!仮面ライダー『オーズ』『ビルド』が圧倒的な人気を誇るワケ(オーズ編)の画像
渡部秀(左)と三浦涼介(右) 画像は『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』公式ツイッターより

 11月6日にNHKBSプレミアムにて、『発表!全仮面ライダー大投票』が放送。「作品」、「仮面ライダー(キャラクター)」、「音楽」の3部門で行われたランキング企画で、07年放送の佐藤健(32)主演作で知られる『仮面ライダー電王』(テレビ朝日系)が作品と仮面ライダーの二冠を達成したが、それ以外にも注目すべき点があるという。

「作品部門のトップ5位のうち3作品は『W(ダブル)』、『OOO(オーズ)』、『ビルド』、いわゆる『第二期平成ライダーシリーズ(平成二期)』の作品が並びました。音楽部門に至っては、トップ5のうち4作品が二期の楽曲でした」(特撮ライター・トシ=以下同)

 00年のオダギリジョー(45)主演作『クウガ』からスタートした平成ライダーは、10作目の井上正大(32)主演作『ディケイド』までを「一期」、11作目となった桐山漣(36)と菅田将暉(28)の主演作『W』(09年スタート)から、20作目の奥野壮(21)主演作『ジオウ』(19年終了)までを「二期」として扱っている。19年開始の『ゼロワン』以降は、現在まで続く「令和ライダー」である。

 ちなみに、ロゴ等で英語表記する際も、一期は「MASKED RIDER」、二期以降は「KAMEN RIDER」と明確に区別されている。

「最初期はいつ打ち切りでもおかしくなかった『平成ライダー』ブランドが、ビジネス的にもしっかりと定着したことも手伝い、一期に比べると二期は続編や番外編、続編とのコラボや、ファン向けの関連商品などが作られる機会が多くなった印象を受けます。今回のランキングを見ていると、”仮面ライダー”部門や”音楽”を踏まえても、二期の『オーズ』と『ビルド』が特に評価の高い印象を受けますね」

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