TBS安住紳一郎アナ『THE TIME』スタート2か月で定着した「4%最下位」の座!ニュース番組なのに致命的な「足りないもの」とは?の画像
安住紳一郎アナウンサー

 TBSの安住紳一郎アナウンサー(48)と俳優の香川照之(55)がMCを務める朝の情報番組『THE TIME,』(TBS系)がリニューアルに踏み切ってから約半月が経過した。

 TBSが社運を賭けていると言われる同番組は、10月1日に満を持してスタート。初回放送の平均世帯視聴率は6.5%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率3.4%と上々のすべり出しを見せたものの、すぐに下降。しばらく世帯視聴率4%台を推移していた。

 この状況を受けてか、わずか3週間後の10月25日、安住アナが「“いつものコーナーをいつもの時間に”、これが業界の鉄則なんですが、この『THE TIME,』、番組開始1か月経たずして、今日大幅に構成を変更いたします」と説明。

「大幅リニューアルの数日前から世帯視聴率は5%台に微増し、リニューアルからしばらくはその数字をキープしていた。ところが、ここ最近は世帯視聴率4%台、個人視聴率2%が定着してしまっています」(制作会社関係者)

 7時台の『THE TIME,』の11月8日の世帯視聴率は4.4%、個人視聴率2.4%。翌9日は世帯4.5%、個人2.4%、10日は世帯4.6%、個人2.4%と、連日ほぼ変わらない数字で推移している。

「スタート2か月目にして、世帯4%が定着してしまいましたね。同時間帯の『ZIP!』(日本テレビ系)、『めざましテレビ』(フジテレビ系)、『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)、は世帯7%後半から8%でしのぎを削っているんですが……」(前同)

 若年層は『ZIP!』と『めざましテレビ』を主に見ており、シニア層は『グッド!モーニング』を好んで見ているという。

「そんな中、『THE TIME,』は3%以上も水をあけられてしまっていて、断トツの最下位なんです。そして、その最下位という定位置から全く抜け出せそうにない『THE TIME,』に、今一番足りないと言われているのが“ニュースの本数”なんです。

 TBS局内でも、他局のライバル番組に比べて“絶対的にニュースが足りていない”という話がされています」(同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4