テレビ朝日の人気ドラマシリーズ『相棒』で水谷豊(69)演じる杉下右京の4代目相棒・冠城亘役の反町隆史(47)が、来年3月まで放送される『season20』をもって卒業することが明らかになった。
反町は2015年10月スタートの『season14』から約7年にわたってドラマに出演。11月24日放送の第7話で歴代の相棒で最多となる125回出演という記録を打ち立てた。
反町は自ら卒業を切り出したといい、「卒業について直接話したとき、水谷さんがおっしゃったのは“わかった”の一言でした」と明かした。水谷からは「50代を迎えるにあたって、新しい出発を切ろうとしている気持ちは、よくわかる」と理解を得たと、24日の『スポニチアネックス』は伝えている。
一方の水谷も「2人では多くを語っていません。話さなくても思いは十分わかり合っている」とコメントし、「この先、冠城亘ではない役者・ソリを見られることもとても楽しみです」とエールを送った。
そんな水谷と反町はプライベートでも“相棒関係”にあるという。
「ドラマの地方ロケで焼肉屋に行った際には、反町さんが水谷さんの肉を焼いて取り分けることもあったそうです。それだけでなく、地方ロケのホテルでは、水谷さんの指令で共演者の愚痴や悩みを反町さんが聞きに行ったり、部屋飲みをしたりもするそうですよ」(ドラマ制作会社関係者)
2人は家族ぐるみの交流をしており、反町は一家で水谷宅で行なわれるホームパーティにも顔を出し、水谷の妻で歌手の伊藤蘭(66)の手料理を楽しんだりするほか、家族旅行にも一緒に行く仲だという。
また、反町の長女はクラシックバレエを習っており、バレリーナを目指していた水谷の娘で女優の趣里(31)からアドバイスを受けることもあると、2019年11月の『週刊女性PRIME』では報じている。
「水谷さんは反町さんのことを“ソリ”と呼び、部活の後輩のような反町さん、ドラマのスタッフとの“ファミリー感”が気に入っていたそうです。2人はドラマの共演者という枠を超え、相当な蜜月関係にあったわけです」(前同)