国民栄誉賞「辞退」MLB大谷翔平と「23歳で受賞」フィギュア羽生結弦、「東北の星」2人の「差と共通点」の画像
羽生結弦選手

 大リーグ・ロサンゼルス・エンゼルスで投打二刀流の活躍を見せ、MVPを獲得した大谷翔平(27)。日本政府からも国民栄誉賞を打診されていたものの、辞退していたことが報じられたが、11月25日には、故郷の岩手県が打診した県民栄誉賞も辞退していたことが明らかとなった。

 達増拓也岩手県知事は「さらなる高みを目指す覚悟からだと思います。将来を大いに期待したいと思います」と、定例会議で理解を示し、激励のコメントを送った。

「国民栄誉賞については“まだ早いので今回は辞退させていただきたい”としていた大谷選手でしたが、故郷の県民栄誉賞も辞退とは、本当に謙虚ですね。ロスの地元紙でエンゼルス番を務めるジェフ・フレッチャー記者も国民栄誉賞を辞退した旨をアメリカ人に向けてツイートしていて、やはり現地ファンも《謙虚》《ハングリー精神がある》と改めて“オオタニサン”に惚れ直しています」(スポーツ紙記者)

 大谷と同じく「東北出身」の「スポーツ選手」で、かつ「国民栄誉賞」といえば、フィギュアスケート選手で宮城県出身の羽生結弦選手(26)が思い出される。

「羽生の場合、2018年、14年のソチ五輪に続いて18年の平昌五輪と連覇を達成した直後、当時23歳で国民栄誉賞最年少受賞者に輝きました。大谷選手に負けず劣らず、羽生のこの活躍も、衝撃的でしたよね。大谷は“マンガの設定だったらご都合主義すぎてボツにしてるレベル”、羽生は“惑星ハニューの住人”と、それぞれ現実離れした活躍ぶりが“フィクションの敗北”と評されている共通点もありますね。

 本当に甲乙つけがたい東北出身の二大ヒーローです。しいて言うなら、イヤらしい話ですが稼げるお金の面では、大谷に軍配が上がるかもしれません」(前同)

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