「視聴率3冠から陥落間際」日テレにトドメをさす「TBS夕方の女刺客」!「硬派なニュースから全身タイツまでOK」ホラン千秋の「タブーなさすぎパワー」!!の画像
ホラン千秋

「民放トップの地位を確固たるものにしてきた日本テレビですが、今まさに他局の猛追を受けて、苦しい時期を迎えつつあります」(制作会社関係者)

 今年1月、10年連続で年間個人視聴率3冠王という前例のない記録を成し遂げた日テレだが、人気バラエティ番組が時代の流れに逆らえず、この1年以内に打ち切りになる可能性がある、と11月12日発売の『FRIDAY』(講談社)が報じた。

 日テレの“つまづき”のきっかけとなったのが今年8月にBPO(放送倫理・番組向上機構)の青少年委員会が出した公式見解だという。BPOは「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティ番組」を精査し、審議の対象にしていくことを決めたのだ。

「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティ」として誰もが思い浮かべるのが『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 絶対に笑ってはいけないシリーズ』だろう。今年はコロナ禍で、例年通りの大掛かりなロケ撮影が困難ということで、日テレは大みそか恒例となっていた『笑ってはいけない』の今年の休止を発表したのだが、BPOが出した見解は今後、同番組にも大きな影響を及ぼしてくるだろう。

 しかし、これは『笑ってはいけない』に限った話ではない。日テレの看板バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』には、ロッチ中岡創一(43)の「QTube」、いとうあさこ(51)、森三中おかずクラブらが参加する「イッテQ!温泉同好会」など、痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティ番組が少なくないと『FRIDAY』では指摘している。

「コンプライアンスへの配慮が徹底され、日テレに限らず既存のバラエティ番組は方向転換を迫られています。『イッテQ!』であっても、企画の変更や、また万が一、コンプライアンスに大きく反するような不祥事が起きてしまえば、番組終了となる可能性もゼロではない。人気バラエティ番組が終了となったら視聴率3冠王からの陥落も十分に考えられます。

 ただ、現状では、日テレのバラエティ番組はまだまだ好調です。そしてそれは、実は夕方のニュース番組が絶好調だからだと言われています。夕方のニュース番組は、ゴールデン帯やプライム帯につながる枠として各局で重要な役割を担っているんです」(前出の制作会社関係者)

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