■「口パクばっかり」のなにわ男子も生歌披露

 前出の女性誌ライターが続ける。

「『VS魂』のメンバーたちは、番組内で事前に思いっきり煽って『FNS歌謡祭』に出演したわけです。『VS魂』チームが『FNS歌謡祭』に出られたのは相葉さんがMCだからというのも大きいでしょう。他にも出たいというアーティストは当然たくさんいる中で、番組スタートからもうすぐ1年にもかかわらず視聴率の低空飛行が続く『VS魂』の、番宣臭もする“ゴリ押し感”のある出演でもありました。

 にもかかわらず、口パクだったわけです。せっかく出るなら“しっかりと歌ってほしい”と考える人は少なくないはずです。それにこの日、他のジャニーズグループは生歌でパフォーマンスを披露していましたからね」

 11月12日のデビュー以来、出演する音楽番組での歌唱に対し、「口パクばっかり」と指摘されていたなにわ男子だが、『FNS歌謡祭』のパフォーマンスには「なにわ、ラスサビは生歌だったね」「なにわちゃん少しずつだけど生歌になってきたね」といったコメントも寄せられている。

 また、関ジャニ∞に対しては「今日のFNSの関ジャニ歌下手すぎん?」という声もあるが、しっかりと生歌でパフォーマンスしていたということがうかがえる。

「他のジャニーズグループが生歌でパフォーマンスをしようとしている中、『VS魂』チームだけが明らかな口パクで悪目立ちしてしまったんです。

 たしかに、番組派生ユニットでメンバーそれぞれにグループの活動もありますから、練習時間も満足に確保できないという事情はあるのでしょうが……。ただ、今回の件に関しては、番組視聴者、そしてジャニーズファンが“残念”と思う気持ちは、至極当然でしょうね」(前同)

 キャプテンとはいえ相葉にはどうすることもできなかった一件だろうが、嵐の5人でやっていた『VS嵐』から引き継いだ番組『VS魂』関連で味噌をつけてしまった感がある今回のこと。名誉挽回、『VS魂』メンバー6人での生歌パフォーマンスを楽しめる日は訪れるだろうか――。

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