■トークそのものが弾んだのは救い

「トークそのものは双方とも面白かっただけに、なおのこと残念です。

 特に新庄監督は、実は『しゃべくり』が現在のプライム枠に移動した08年10月20日の初回放送のゲストだった、という意外な縁から当時のVTRが紹介されたり、監督就任会見の裏話など、実に盛り上がりました」(前出の女性誌記者)

 新庄監督は11月4日の監督就任会見で、ワインレッドのスーツに巨大な襟を立てた白いシャツを着て「新庄劇場」を展開していたが、「選手兼監督として契約を結んでもらいました」という新庄監督の発言に、川村球団社長兼オーナー代行「いやいや、監督だけです」と、注意するやりとりについて、実は事前に練習していたことを暴露。

 本当はテンション高めに「なんでやねん!」と言って欲しかったが、「“なんでやねん”は僕は言えないかな……」と断られたため、「いやいや、監督だけです」になった。その後、練習して、くりぃむしちゅー有田哲平(50)に「いい間で入ったなって思ってた」と言わしめる迷シーンになったという。

 また、度肝を抜いたスーツについては、正式オファーが来る前から監督就任を確信して発注していたこと、話題になった高いデカ襟は「4センチ低めだったんですけど、向こうのミスで高くなった」と、実は発注ミスだったことが、結果オーライになったと明かした。

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