■『新しいカギ』でも「これちゃいますね」

 粗品といえば、チョコレートプラネットハナコとともに出演する『新しいカギ』(フジテレビ系)の収録で、用意されたまな板を本番直前にADが洗剤で洗ってしまい、あらためて自分が納得できるまな板の準備が整うまで3時間も収録が遅れてしまったという“まな板事件”も記憶に新しい。

「粗品さんは、とにかく面白いもの、良いものを作りたいという思いが強いんでしょう。『新しいカギ』でも『オトラクション』と同じように、スタッフが用意してきた台本に“これちゃいますね”とたびたびダメ出ししていたといいますよね。しかも、粗品さんは自分が出演しないコントにも“これちゃいますね”と指摘する。結果、チョコプラのコントが消滅したということもあったそうですね。

 それもこれも番組を盛り上げていきたい、少しでも多くの人に見てもらいたいという思いからであることはわかる。『オトラクション』にしても、数字が壊滅的に悪かったから、何とかしたい、という思いがあったのではないでしょうか。しかしそれで、結果的にスタッフが疲弊し、西川さんにも台本が渡せるのが収録直前になるといった具合に、みんなが不幸になってしまったということなんでしょうね……」(前出の芸能プロ関係者)

 2021年4月から始まった『オトラクション』だが、1年で完結を迎えるようだ――。

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