■劇場版では「竹野内豊のセリフ減&黒木華の負担増」!?

 映画の上映時間は2時間前後。加えて1シーンずつが長尺となることも多い。そのため一部では、主人公にもかかわらず、劇場版『イチケイのカラス』での竹野内のセリフが激減するのではないか、とも言われているという。

 また、ドラマ『イチケイのカラス』では竹野内のシーンが多すぎると撮影スケジュールがこなせない可能性があったため、セリフが当初よりも削られ、その代わりに黒木や小日向文世(67)のセリフが大幅に増えたとされる。

「ドラマでは、竹野内さん演じる入間が事件現場に聞き込みに行ったりする場面が多くありましたが、映画でも法律用語の多い法廷シーンを避けるように、聞き込みや日常のシーンが多くなるのかもしれません。また、竹野内さんが歩いて物思いにふけったり、表情や背中で見せるシーンが増えるとも言われています。

 一方で、黒木さんや小日向さんの負担は、ドラマ以上に増える可能性がある。黒木さんとしては、来春の撮影が女優人生でもかなりの踏ん張りどころになるのかもしれませんね」(前出の制作会社関係者)

『イチケイのカラス』では、自由奔放で型破りな竹野内演じる入間に振り回されるという役どころだった黒木。撮影の裏側ではドラマ以上に竹野内に振り回されていた!?

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