■『週刊さんまとマツコ』は大迷走!?

 11月13日の『マツコ会議』(日本テレビ系)では、自身の身の振り方について「いろいろ、本当に考えているのよ」と切り出して「どのタイミングで私は身を引こうかなってずっと考えてる」と告白した。

 2020年9月、マツコが約10年にわたってレギュラー出演していた『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)を突如降板した際、番組MCの明石家さんま(66)は「本当は5年前に(番組を)辞めて、今年コロナがなかったら舞台とかもやっていきたいらしい。俺ともし番組やるとしたら、『(お笑い)向上委員会』みたいなことしたいらしいのよ」と、その経緯を語ったこともあった。

「ただ、来春終了の話が出ている『アウト×デラックス』以上に、さんまさんとマツコさんがやっている『週刊さんまとマツコ』(毎週日曜日18時30~19時、TBS系)のほうが、状況的にはマズいと言われています」(民放キー局関係者)

 4月16日にスタートした『週刊さんまとマツコ』は、さんまとマツコが型にハマらずに思う存分しゃべり倒すことを目指すトーク番組で、『ホンマでっか!?TV』をマツコが降板する際に、マツコ側から「何か一緒にやりたい」という希望から実現した番組だと、初回放送でさんま自身が明かしていた。

「同時間帯には歴史あるアニメ『サザエさん』(フジテレビ系)もありますが、さんまさんとマツコさんという2大巨頭の冠番組ですから、開始前から大いに注目を集めていました。しかし、ふたを開けてみると、番組に一貫したテーマがなく、迷走が続いています。

 5月の放送では、さんまさんとマツコさんが弁当を作って対決したり、かと思えば2人が終活について語るなど、毎回テーマが全然違う。そこが魅力なのかもしれませんが、なかなか視聴者が定着しづらいのではないでしょうか」(前同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4