NHK大河『青天を衝け』草なぎ剛・徳川慶喜に「ラストで全部持ってく」「吉沢亮とのコンビ最強」「ウラ主役」絶賛の声!「NHK推しまくり」でわかる「圧巻実力」の画像
吉沢亮と草なぎ剛(※画像は『青天を衝け』公式ツイッター『@nhk_seiten』より)

 いよいよ12月26日に、渋沢栄一の生涯を描いたNHK大河ドラマ青天を衝け』の最終回が放送される。初大河で主演に抜擢された吉沢亮(27)にとって激動の1年間だったが、19日放送の第40回『栄一、海を越えて』で見せた草なぎ剛(47)の演技にも、あらためて注目が集まっている。

「草なぎ演じる徳川慶喜は、事実上“もう一人の主人公”としてストーリー前半は扱われていて、渋沢栄一と苦楽を共にしていましたが、大政奉還によって汚名を被ったまま静岡で隠居生活をすることになり、中盤は出番が激減。しかし、第38回(12月5日放送)で渋沢が慶喜伝記の編纂を思いつき、久々の再会を果たしていました」(女性誌記者)

 すっかり覇気がなくなり「ご隠居」状態だった慶喜だったが、栄一と再会し、「楽しかったなぁ」「感謝しておるぞ。尽未来際、共にいてくれて感謝してる」と改めて栄一に告げ、

「快なり。快なり、快なり、快なりじゃ!」

 と、父・徳川斉昭(竹中直人)を思い起こさせるフレーズを朗らかに笑いながら話し、慶喜の物語は幕を閉じた。享年77で、これは徳川歴代将軍一の長寿である。

 ちなみに、「快なり!」については、監督と相談して本当は父の斉昭をイメージしもっと大声でやる予定だったが、

「ドラマチックになるんじゃないかと思ったし、僕の作戦では、本番だけそれをやって、監督を泣かせてやろうと思っていたんだけど……。実際はそうならなかったな。それをやるとクサくなっちゃう自分がいて、自然と出てくるトーンがいいなと思って」

 という演技プランに変えたと『青天を衝け』公式サイトのインタビューで明かしている。

 また、しみじみとした余韻については、

「最後、監督がなかなかカットをかけないから、“何でかなぁ”と思っていたんだけど、カメラチェックの映像を見たら、すごく余韻があってとてもいい感じになっていました」

 と、語っていた。

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