■TBS金曜22時枠『金曜ドラマ』はどうなる?

 続いては、長瀬智也(43)の引退作となった『俺の家の話』や吉高由里子(33)主演作『最愛』など、2021年多くの話題作が放送されたTBSの金曜22時枠の『金曜ドラマ』。

 1月クールから堤真一(57)主演作の『妻、小学生になる。』が放送される。10歳の小学生(毎田暖乃)として帰ってきた10年前に亡くなった妻(石田ゆり子)と、一人娘の麻衣(蒔田彩珠)による、どこかファンタジックな家族再生の物語だ。

「4月クールも期待大です。何せ柴咲コウさん(40)と高橋一生さん(40)という超演技派がタッグを組んで恋愛モノをやる、と言われていますからね。2人は17年のNHK大河ドラマおんな城主直虎』で主人公の井伊直虎(柴咲)と、井伊家のために尽くした小野政次(高橋)をそれぞれ演じていたので、“壮絶な愛の再現となるのでは”と早くも期待が高まります」

『おんな城主直虎』の第33話で、政次は直虎によって処刑されてしまうが、この場面での罵り合いが裏返しの意味が込められており、“究極のラブシーンだ”と評価する声も寄せられた。『直虎』の中でも屈指の名シーンと名高いが「政次が行くと言うなら、私が送ってやらねば」と腹をくくる柴咲の姿も美しかった。

 今回のドラマの詳細は不明だが、9月15日にインスタグラムで、《次の作品のために前髪を切りました》と、柴咲が前髪ぱっつんな姿を報告していたのは、本作のことではないか、と思われる。

「さらに同枠の7月クールも、有村架純さん(28)と中村倫也さん(34)という超ビッグネーム同士が共演する、といわれています。22年には中村が『ウエディング・ハイ』と『ハケンアニメ!』、有村が『前科者』でそれぞれ映画公開が控えているほか、23年放送予定の大河ドラマ『どうする家康』の撮影も控えている超多忙な2人ですが、実現すれば21年には4月クールの『コントが始まる』(日本テレビ系)以来の共演となりますね。

 もっとも、『コントが始まる』での中村はお笑いトリオ『マクベス』のマネジャー、有村は『マクベス』の大ファンでファミレスのバイト店員の役だったので、共演は少なかったですけどね」

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