嵐が2020年末に活動休止をして、早くも最初の1年が過ぎた。
相葉雅紀(39)、松本潤(38)、二宮和也(38)、櫻井翔(39)、そして芸能活動を休止している大野智(41)はそれぞれどんな1年間を過ごしたのか。年の瀬に、改めて振り返ってみよう。
今回は、相葉雅紀の1年間をまとめてお送りする。
活動休止後すぐの2021年1月1日の深夜のラジオ『嵐・相葉雅紀のレコメン!アラシリミックス』(文化放送)で「“嵐の”相葉雅紀です」と自己紹介をしたり、嵐のメンバーでもとりわけグループ愛の強さと人懐っこさで知られていた相葉にとって事実上のソロタレントとなった1年間は、心細い部分もあっただろう。特に嵐の冠番組『VS嵐』を引き継いだた新番組『VS魂』(フジテレビ系)については、年間通して様々な出来事があった。
まず1月3日、『VS魂』が初回生放送としてスタート。
相葉と親交の深い風間俊介(38)をキャプテン補佐とし、SexyZoneの佐藤勝利(25)、ジャニーズWESTの藤井流星(28)、King&Princeの岸優太(26)、ジャニーズJr.内ユニット美 少年の浮所飛貴(19)ら後輩ジャニーズたちの起用も番組内で正式に発表された。
しかし、開始早々に番組の勢いが失速する事態が起きたのは記憶に新しい。
「風間が20年12月22日に新型コロナウイルスに感染してしまい、初回放送は電話のみの出演となってしまった。
しかも放送翌日の4日に今度は相葉が体調を崩し、番組開始早々に1月14日と21日の放送には出演しないことが事務所から発表され衝撃を与えました。もっとも、事情が事情だっただけに、やむをえない話ではありますけどね」(専門誌記者=以下同)
2020年末は嵐の活動休止前ということで例年以上に多忙を極めていた。29日には『レコード大賞』に出演し、翌日の大みそかにはNHK紅白歌合戦に出場。
そして最後の晴れ舞台として、20時から3時間かけて28曲の生配信ライブを行い、午前2時過ぎに解散というハードスケジュールだった。渾身の21年間の集大成のライブが終わった後、自身が嵐を引き継いでMCを務める番組の生放送が3日にあって、その翌4日も2本撮りの収録というのは、いくらなんでも無理があった。
そのうえ、当時の『VS魂』は様々なアトラクションゲームで対決を行う番組だったので「移動が多すぎて!」「収録にしませんか? 生放送辛いわ!」と嘆くなど、相葉が肉体的にも精神的にも非常にキツかったのは、火を見るより明らかだった。